いざ龍穴へ
2024年4月の上旬に1人で室生龍穴神社に行きました。
前回の記事でもふれましたが、バスのルート変更によって、いく予定のなかった室生龍穴神社にすいこまれるように向かった私。
室生龍穴神社前で降りる人は私を入れて4組でした。
室生龍穴神社は入り口から奥に進むと、さらに鳥居があり、こちらの空気感がとっても好きでゆっくりしていると、先ほどまで一緒にバスを降りた人たちがいなくなっていました。
数時間前まで雨が降っていて曇り空のなか、ひとりになると私だけがこの場所で異質な感じがして、この世ではない異空間にワープしたのかと思うほどでした。
けれど怖い感じはなく、ただいろいろな気配を感じてわくわくしました。
気が済むまでゆっくり過ごすと、案内図に龍穴(奥宮)への道案内を見つけました。
せっかくなので、行ってみようと思い意気揚々と歩き出しましたが、歩いていると道が合っているのか不安に。
スマホの不具合だったのか分かりませんが、Googleマップの表示では室生寺方面を案内するのです。確かに直線距離で行くとそちらが近いのですが、道がないのよGoogleマップさん。
Googleマップに助けられて旅をしていたので、マップの指し示すところを歩いたのですが、而二不二の神木からは龍穴には行けませんでした。みなさんご注意くださいね。
まあ而二不二の神木が見られたから、ラッキーだったのかも。
道案内の看板に書いてある通りに、室生寺とは反対方向に歩くと、室生龍穴の入り口が見えてきます。
そこからは私にとってはガチ登山でした。
800メートルと距離はそうでもないですが、急勾配が続くのです。
コンバースで歩いた私をほめたいくらいの山道。
トレッキングシューズでもいいと思いますが、せめて歩きやすいクッションのあるスニーカーでいくのを強くお勧めします。
人に会わない山道
歩き始めたはいいが、人に会わない。
ここで何かあっても見つからないな、でも行きたいところに行くのだからまあそれも本望かなどと、謎の開き直りをしながら登ること数分。
やっと人の声が!!先ほどバスで一緒だった女性2人組!!
人に会えたのが嬉しくて、思わず「こんにちは」と声をかける私。
この道間違ってないんだって教えてくれてありがとう〜と思いながら先を進む。
その間車がその間車が3、4台通過。地元の方は車で来るんだな〜。
突然天岩戸が出現。
「無事に戻ってこられたらまたゆっくり来させてください」と言いながら写真撮影だけ済ませ、また登ります。
湧水が豊富で、それが滝になっている場所が何箇所もありました。あまりにも人に会わないので、滝にも手をあわせて無事を祈る私。
そして、やっとのことでたどり着いたのがこちら!
動画でみたい方はこちらでご覧ください♡
一番こころに残った場所
龍穴は清々しい気に満ちた場所でした。
龍が気持ちよく泳いでいるんだろうな〜とイメージしながらしばらくゆっくりして過ごしました。
そして帰りは同じ道をくだります。
その道にあった湧水が上から降り注ぐ場所が今でもこころに残っています。
前日大雨、その日も私が行く直前まで雨が降り続いていたためか、湧水があちらこちらで楽しめました。
岩壁の苔をつたって湧水の水滴が上から降り注いでいるんです。
お時間あったらこちらでみていただきたいです。お願いします〜
何分いたでしょうか。音が伝わらないのですが、水の粒がぴょんぴょん踊っているような音だったんです。
また見に行きたい場所がまた増えました。
そして無事に探検を終えてお礼を言いながら山道をおりました。ドキドキした〜
これから行く方へ
奥宮まで歩かれる方はぜひ動きやすい靴と装備で行かれることをおすすめします。
バスが夕方までで、さらに1時間に一本です。帰りのバスは駅からのバスの折り返し運転なので、1分でも遅れると1時間後なのでご注意ください。
室生寺のあたりはお店がありますが、まわりには何もありません。
ですが、惹かれる方はぜひ一度行かれるといいのではないかと思います。私もまた蛍の時期に行ってみたいです。
最後までご覧いただきありがとうございました♡